公立学校教員 過去問
令和7年度(R8年度採用)
問25 (共通問題 問25)

このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。

問題

公立学校教員試験 令和7年度(R8年度採用) 問25(共通問題 問25) (訂正依頼・報告はこちら)

学習指導要領総則に関する記述として適切なものは、次の選択肢のうちのどれか。
  • 児童・生徒が、学ぶことと自己の将来とのつながりを見通しながら、社会的・職業的自立に向けて必要な基盤となる資質・能力を身に付けていくことができるよう、読書活動を要としつつ各教科等の特質に応じて、キャリア教育の充実を図ることとされている。
  • 教育課程の編成及び実施に当たっては、学校がその目的を達成するため、学校の実態のみに応じ、教育活動の実施に必要な人的又は物的な体制を家庭や地域の人々の協力を得ながら整えるなど、家庭や地域社会との連携及び協働を深めることとされている。
  • 言語能力の育成を図るため、各学校において必要な言語環境を整えるとともに、理科を要としつつ各教科等の特質に応じて、児童・生徒の言語活動を充実することとされている。
  • 各学校が行う学校評価については、教育課程の編成、実施、改善が教育活動や学校運営の中核となることを踏まえ、カリキュラム・マネジメントと関連付けることなく実施するよう留意するものとするとされている
  • 道徳教育の目標を踏まえ、道徳教育の全体計画を作成し、校長の方針の下に、道徳教育の推進を主に担当する教師を中心に、全教師が協力して道徳教育を展開することとされている。

正解!素晴らしいです

残念...

この過去問の解説 (2件)

01

「平成29・30・31年改訂学習指導要領」より引用しながら解説します。

選択肢1. 児童・生徒が、学ぶことと自己の将来とのつながりを見通しながら、社会的・職業的自立に向けて必要な基盤となる資質・能力を身に付けていくことができるよう、読書活動を要としつつ各教科等の特質に応じて、キャリア教育の充実を図ることとされている。

誤りです。
第4「児童の発達の支援」1-(3)は、「特別活動を要としつつ」とあります。
『読書活動』という部分が誤りです。

選択肢2. 教育課程の編成及び実施に当たっては、学校がその目的を達成するため、学校の実態のみに応じ、教育活動の実施に必要な人的又は物的な体制を家庭や地域の人々の協力を得ながら整えるなど、家庭や地域社会との連携及び協働を深めることとされている。

誤りです。
中学校学習指導要領総則、第5「学校運営上の留意事項」2-アには「学校や地域の実態等に応じ、教育活動の実施に必要な人的又は物的な体制を家庭や地域の人々の協力を得ながら整える…」とあります。
『学校の実態のみに応じ』という部分が誤りです。

選択肢3. 言語能力の育成を図るため、各学校において必要な言語環境を整えるとともに、理科を要としつつ各教科等の特質に応じて、児童・生徒の言語活動を充実することとされている。

誤りです。
第3「教育課程の実施と学習評価」1-(2)には、「言語能力の育成を図るため…国語科を要としつつ各教科等の特質に応じて…」とあります。
『理科を要としつつ』という部分が誤りです。

選択肢4. 各学校が行う学校評価については、教育課程の編成、実施、改善が教育活動や学校運営の中核となることを踏まえ、カリキュラム・マネジメントと関連付けることなく実施するよう留意するものとするとされている

誤りです。
第5「学校運営上の留意事項」1-アには、「カリキュラム・マネジメントと関連付けながら実施するよう留意するものとする」とあります。
『カリキュラム・マネジメントと関連付けることなく実施するよう留意する』という部分が誤りです。

選択肢5. 道徳教育の目標を踏まえ、道徳教育の全体計画を作成し、校長の方針の下に、道徳教育の推進を主に担当する教師を中心に、全教師が協力して道徳教育を展開することとされている。

正しいです。
第6「道徳教育に関する配慮事項」1の記述通りです。

参考になった数5

02

学習指導要領の「総則」は、学校教育のあらゆる活動の根底となる共通のルールを定めています。

本問は各教育活動において「何が重要となるか」「何と関連付けるべきか」という、方針の核心部分についてを聞いています。

選択肢1. 児童・生徒が、学ぶことと自己の将来とのつながりを見通しながら、社会的・職業的自立に向けて必要な基盤となる資質・能力を身に付けていくことができるよう、読書活動を要としつつ各教科等の特質に応じて、キャリア教育の充実を図ることとされている。

誤りです。

後半の「読書活動を要としつつ」という部分が不適切です。

正しくは、「特別活動を要としつつ各教科等の特質に応じて充実を図ること」です。

選択肢2. 教育課程の編成及び実施に当たっては、学校がその目的を達成するため、学校の実態のみに応じ、教育活動の実施に必要な人的又は物的な体制を家庭や地域の人々の協力を得ながら整えるなど、家庭や地域社会との連携及び協働を深めることとされている。

誤りです。

「学校の実態のみに応じ」という部分が不適切です。

正しくは「学校の実態だけでなく児童生徒や地域の実態を適切に踏まえること」です。

学校が独善的に決めるのではなく、地域社会と協働することが求められます。

選択肢3. 言語能力の育成を図るため、各学校において必要な言語環境を整えるとともに、理科を要としつつ各教科等の特質に応じて、児童・生徒の言語活動を充実することとされている。

誤りです。

言語能力の育成において要となるのは「国語科」です。

国語科を要としつつ、理科や算数・数学、社会などすべての教科で言語活動を充実させることが求められています。

選択肢4. 各学校が行う学校評価については、教育課程の編成、実施、改善が教育活動や学校運営の中核となることを踏まえ、カリキュラム・マネジメントと関連付けることなく実施するよう留意するものとするとされている

誤りです。

指導要領では、学校評価を効果的に行うためにも教育課程の組織的な改善サイクルである「カリキュラム・マネジメントと関連付けながら実施するよう留意すること」と明記されています。

選択肢5. 道徳教育の目標を踏まえ、道徳教育の全体計画を作成し、校長の方針の下に、道徳教育の推進を主に担当する教師を中心に、全教師が協力して道徳教育を展開することとされている。

正しいです。

学校における道徳教育は、特定の教科だけでなく学校の教育活動全体を通じて行うものです。

そのため、校長の方針の下道徳教育推進教師を中心に、全教師が協力して展開する体制が義務付けられています。

まとめ

指導要領総則において「〇〇を要としつつ、各教科等で〜」というフレーズは、非常に出題されやすい定番の形です。

参考になった数1