公立学校教員 過去問
令和7年度(R8年度採用)
問11 (共通問題 問11)

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問題

公立学校教員試験 令和7年度(R8年度採用) 問11(共通問題 問11) (訂正依頼・報告はこちら)

イエナ・プランに関する記述として適切なものは、次の選択肢のうちのどれか。
  • 学習者が学習課題を見出し、その解決を目指し能動的に学習を展開する学習法である。理論的背景として、経験を積み重ね、経験を再構成していくことによって成長していくというデューイの反省的思考がある
  • 自発性に基づく目標設定、具体的活動の計画、計画の遂行、判断の四つの段階から構成される教育実践である。
  • 自由と協同を基本原理とし、子供たちはアサインメントと呼ばれる1か月の学習を教師と相談して契約し、個別に学習を進めるものである。
  • 学年学級制を解体して、基幹集団を編成し、対話、作業、遊戯、行事という四つの学習の基本形態で実践されるものである。
  • 教育内容を、学習進度の個別化を図るコモン・エッセンシャルズと、集団活動を重視した集団的・創造的活動とに区分している。

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この過去問の解説 (2件)

01

主要な教育プランの一つである「イエナ・プラン」についての正しい記述を選ぶ問題です。
その他も重要なものばかりですので、何についての記述かを答えられるかで理解度を確認しましょう。

選択肢1. 学習者が学習課題を見出し、その解決を目指し能動的に学習を展開する学習法である。理論的背景として、経験を積み重ね、経験を再構成していくことによって成長していくというデューイの反省的思考がある

誤りです。
これはデューイの「問題解決学習に関する記述です。

選択肢2. 自発性に基づく目標設定、具体的活動の計画、計画の遂行、判断の四つの段階から構成される教育実践である。

誤りです。
これはキルパトリックが提唱した「プロジェクト・メソッド」に関する記述です。

選択肢3. 自由と協同を基本原理とし、子供たちはアサインメントと呼ばれる1か月の学習を教師と相談して契約し、個別に学習を進めるものである。

誤りです。
これはパーカーストが提唱した「ドルトン・プラン」に関する記述です。

選択肢4. 学年学級制を解体して、基幹集団を編成し、対話、作業、遊戯、行事という四つの学習の基本形態で実践されるものである。

正しいです。
ペーターゼンが提唱した「イエナ・プラン」に関する記述です。

選択肢5. 教育内容を、学習進度の個別化を図るコモン・エッセンシャルズと、集団活動を重視した集団的・創造的活動とに区分している。

誤りです。
これはウォッシュバーンの「ウィネトカ・プラン」に関する記述です。

まとめ

この各選択肢は要点がまとめられた説明文になっていますので、これらの記述を活用して覚えておきましょう。

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02

イエナ・プランは、20世紀初頭の新教育運動でドイツのペーターゼンが提唱した教育モデルです。

現在の日本でも「オルタナティブ教育子どもの発達段階と興味関心を中心に学びを組み立てる教育」の一つとして注目されています。

選択肢1. 学習者が学習課題を見出し、その解決を目指し能動的に学習を展開する学習法である。理論的背景として、経験を積み重ね、経験を再構成していくことによって成長していくというデューイの反省的思考がある

誤りです。
これはデューイが提唱した「問題解決学習」の説明です。

学習者が自ら課題を見つけ、能動的に解決していくプロセス(反省的思考)を重視します。

選択肢2. 自発性に基づく目標設定、具体的活動の計画、計画の遂行、判断の四つの段階から構成される教育実践である。

誤りです。
キルパトリックが提唱した「プロジェクト・メソッド」の説明です。

目的設定・計画・遂行・判断(評価)の4段階を、子供が自主的に行うことを特徴とします。

選択肢3. 自由と協同を基本原理とし、子供たちはアサインメントと呼ばれる1か月の学習を教師と相談して契約し、個別に学習を進めるものである。

誤りです。
パーカーストが提唱した「ドルトン・プラン」の説明です。

アサインメント(学習割り当て)契約(コントラクト)、そして教科ごとのラボラトリー(実験室)がキーワードです

選択肢4. 学年学級制を解体して、基幹集団を編成し、対話、作業、遊戯、行事という四つの学習の基本形態で実践されるものである。

正しいです。

イエナ・プランの最大の特徴は、学年別のクラスを廃止し、異年齢集団である基幹集団(ファミリー・グループ)を編成することです。

学習活動は対話・作業・遊戯・行事の4つを循環させて行われます。

選択肢5. 教育内容を、学習進度の個別化を図るコモン・エッセンシャルズと、集団活動を重視した集団的・創造的活動とに区分している。

誤りです。
ウォッシュバーンが提唱した「ウィネトカ・プラン」の説明です。

読み・書き・計算などの基礎知識(コモン・エッセンシャルズ)は個別学習で行い、午後は集団的・創造的活動を行うという二部制をとっています。

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