公立学校教員 過去問
令和7年度(R8年度採用)
問17 (共通問題 問17)
問題文
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問題
公立学校教員試験 令和7年度(R8年度採用) 問17(共通問題 問17) (訂正依頼・報告はこちら)
- 性犯罪・性暴力は、被害者の尊厳を著しく踏みにじる行為であり、その心身に長期にわたり重大な悪影響を及ぼすものであることから、その根絶に向けた取組や被害者支援を強化していく必要がある。
- 生命の尊さを学び、性暴力の根底にある誤った認識や行動、また、性暴力が及ぼす影響などを正しく理解した上で、生命を大切にする考えや、自分や相手、一人一人を尊重する態度等を、発達段階に応じて身に付け、性暴力の加害者、被害者、傍観者にならないようにする。
- 高校の発達段階においては、性暴力に関する現状を理解し、正しい知識を持つことができるようにし、性暴力が起きないようにするために自ら考え行動しようとする態度や、性暴力が起きたとき等に適切に対応する力を身に付けることができるようにする。
- 児童生徒から相談を受けた場合には、児童生徒から被害開示を受けた教職員が怒りや動揺を見せると、被害児童生徒は共感を得たことに安心して落ち着いて話をすることができるため、教職員は感情的に対応をするよう留意する。
- 指導に当たっては、家庭で、性暴力被害、身体的虐待や心理的虐待、ネグレクトの被害を含む被害経験がある児童生徒は、「自分の体も相手の体も大切」等の内容を理解、実践できない可能性がある点に配慮する必要がある。
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この過去問の解説 (2件)
01
適切でないものを選ぶ問題であることに留意して、選択肢を読みましょう。
適切な記述です。
概論の「①生命(いのち)の安全教育の趣旨・目標」の趣旨に載っています。
適切な記述です。
概論の「①生命(いのち)の安全教育の趣旨・目標」の目標にあたります。
適切な記述です。
概論の「②各段階におけるねらい」の中の高校に対応する記述となっています。
適切ではない記述なので正解です。
「④ 生命の安全教育の推進に当たっての留意事項」の「児童生徒から相談を受けた場合の対応のポイント」には、「被害開示を受けた教職員が怒りや動揺を見せると、被害児童生徒はそれ以上話ができなくなってしまうため、感情的な対応にならないよう留意する」とあります。
感情的な対応は「それ以上話ができなくなってしまうため」避けるべきなので、この選択肢の記述は誤りです。
適切な記述です。
「④ 生命の安全教育の推進に当たっての留意事項」の「指導上の配慮事項」にある記述です。
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02
「生命(いのち)の安全教育」指導の手引きにおいて、児童生徒から性暴力などの被害相談を受けた際の教職員の対応として不適切な心得を示しているものを選ぶ問題です。
適切です。
性暴力が被害者の尊厳を著しく踏みにじり、心身に長期的な悪影響(トラウマやPTSDなど)を及ぼすという事実を重く受け止め、根絶と支援の強化を基本方針として掲げています。
適切です。
本教育の核心は子どもたちが性暴力の加害者・被害者だけでなく、見て見ぬふりをする傍観者にもならないようにすることです。
自他を尊重する態度を発達段階に応じて育成することを目指しています。
適切です。
高校生段階ではより社会的な現状や背景を正しく理解し、性暴力の発生を防ぐために自ら考え行動する態度や、実際に問題に直面した際の適切な対応力の習得に重点が置かれます。
不適切なので、本問の正解です。
教職員が怒りや動揺といった感情的な対応を見せると、被害を受けた児童生徒は「自分が怒られているのではないか」「話してはいけない恐ろしいことを言ってしまったのではないか」と不安になり、被害を開示することをやめてしまう危険性があります。
教職員は動揺や怒りを表に出さず、穏やかに落ち着いて、受容的な態度で話を聴くことが絶対原則です。
適切です。
家庭内で虐待や性被害に遭っている児童生徒にとって、「自分の体は大切」「相手の境界線を尊重する」といった指導内容は、過度な心理的負担や葛藤を生む可能性があります。
そのため、子どもの背景に十分配慮して授業を行う必要があります。
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